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ずんこの部屋


   ☆愛猫パンクちゃん☆     今年も智実様とワインに燃えたいと思いマス!
by ずんこ
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マーラー・白鳥の歌 

11/10(木) 第313回・九響定期演奏会

グスタフ・マーラー 交響曲第9番 ニ長調

指揮:秋山和慶

九響と秋山さん描くマーラー第九、良かったです♪

今回はレコーディングが入ることもあり、オケそして観客も良い緊張感で演奏が始まりました。

演奏開始前、やっぱりフライング拍手注意報アナウンスあり(^_^;)

「マーラー最後の渾身の作品でもあります。最後は消え入るように終わりますが、
 どうぞ指揮者が手を振り下ろすまで、拍手はお控え下さいますようお願いいたします・・・」
(↑確かこんな内容だったと思う。)

いつにない緊張の中、演奏は進みます。

第1楽章、冒頭の数分位でなんとも美しい情景が頭に浮かびました。

あの有名な映画「君に読む物語」の名シーン、

数えきれないほどの白鳥が泳ぐ美しい湖畔で、主人公二人がボートの上で語り合うシーン・・・

なんと情緒豊かで美しく、心に沁みる音色なのでしょうか・・・。

素晴らしい1楽章、またまた勝手に創ったストーリーの中で、

独りマーラーの世界に浸ってしまいました。

1楽章最後は、一羽の美しい白鳥が静かに羽を振り上げ、飛び立つ・・・

私はそんな情景をそこで観ました。

〝白鳥の歌〟と比喩されるだけありますね♪ 

何か気持ちが浄化される様な美しい旋律に、とても納得してしまった自分がいました。

実は、マーラーに対して少し苦手意識があったのですが、

やはり生演奏は素晴らしいですね!CDで聴くのとは違う、

その作品の持つ奥行を今回はとても実感しました。

マーラー苦手意識克服には、やはり生演奏をお奨めします♪(笑) 

そしてやっぱり、ハイ・・・先は長いです。

第2楽章と3楽章、ずんこさん少し集中力途切れてしまいました(*_*) 
(秋山さん、オケの皆様スミマセン)

友人は、2・3楽章がお気に入りだったようで♪ 

ほんと、このマーラーの巨大な傑作には、彼の沢山の想いを受け止めなくてはいけません。

自然への敬愛、人間愛、神秘的なひらめき、地球を超えて宇宙まで鳴動するさま・・・etc

深くそして普遍的な人生のテーマ。

最後は消え入るように、ヴィオラの3連符・PPPで終わり

マーラー自身もスコアに「息絶えるように・・・」と死を彷彿とさせる書き込みがあるのだそう。

でも、今回の演奏では不思議と「死」を感じることはありませんでした。

何か前を向いて終わったような、生きる「希望の光」を感じる名演奏だったと思います。

終了後、オケの皆さんもホッとした表情。

沢山の拍手を受け、オケの皆さんが退場される際、

奏者同士で今晩の成功を讃えあうように握手☆彡 普段はあまり見られない光景です♪

レコーディングも入りましたし、マーラーの傑作を前に皆さんの緊張は計り知れず・・・

やっぱり、コンサートはこの臨場感がタマラナイですね!

ほんと、沢山の方に生演奏でクラシックを聴いて欲しいっ!

私の周りには、「クラシック、まぁ好きだけどお金を出してまではちょっと・・・」

と言われる方が多いのが現状。でもそう言う方こそ、是非ともっ!といった感じです♪

実際、この日の演奏でずんこさん、マーラーの苦手意識は無くなりましたもん(^_^;)

生演奏の持つ威力というか、「音楽の力」を深く感じた一日でした。

や~~っと、チャイコフスキー「悲愴」から脱皮できた感じです(笑)

だって、今朝は「悲愴」聴かずにマーラー第九聴いてましたから・・・

これで、朝のメイクもスムーズにいきますね♪

最近は毎朝、涙ウルウルでメイクよれよれ状態、ブスな仕上がりでしたもんっ(^_^;)

結果オーライ、マーラーさんに救われました。

マーラーさん、ありがとう053.gif      
マーラー・白鳥の歌 _a0210352_12324652.jpg  
by junkos0422 | 2011-11-11 12:52 | 九州交響楽団
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